福岡県北九州市でツバメガレージの設計、施工を行いました。

概要

◆ガレージ基本情報

間口：9.0ｍ　　奥行：7.5m　　天井高：3.7m

勝手口、場内階段、各種窓、照明　etc…

◆シャッター情報

文化シャッター「御前様」

幅：6.0ｍ　　高さ：3.0ｍ

お客様のご要望

・趣味のアウトドアが楽しめる空間が欲しい

・アウトドア用の大きめの車が心配なく出入りできる高さの確保

・ガレージから家にすぐ入れる動線設計

ポイント

ポイント1　高低差を生かした動線設計

現場が傾斜地に位置しているため、建物と駐車場に2ｍほどの高低差がありました。

最初のプランは擁壁と盛り土で高低差を無くし、家からガレージへの出入りができるように背面に出入り口を設ける形で建築するという提案でしたが、デッキを設けて階段で繋ぎ、高低差があっても出入りが容易になるような下図のプランに決定しました。

ガレージの中に階段を設け、家からガレージまでの動線を短くしています。

土地の高低差があることで立体的な動線と贅沢な景色が見られるようになり、お客様にたいへん満足いただけました。

ポイント2　パラペット仕様でシンンプルな外観

設計前のお打ち合わせでガレージ裏にあるお家とマッチするようなデザインにして欲しいというご要望をいただきました。

外壁はお家に使われていたものと同じガルバリウムサイディングを採用。

お家の形に合わせてパラペット仕様のキューブ型ガレージで設計しております。

お家との一体感も生まれ、全体的にまとまった仕上がりになったと思います。

ポイント3　ご要望への対応力

ポイント1でも少し触れましたが、今回はガレージの中にオリジナルの階段を設けました。

「階段」というもの自体は私たちの生活の中でありふれたものですが、オリジナルで設計、設置するとなると一筋縄ではいきません。

簡単に流れを説明すると、まずは現地の高低差を測量します。ここで測量した値がずれていれば、設置した時にきちんと収まらないので、慎重に何度も確認を行います。次は測量した値をもとに設計を行います。登りやすい高さに段差を調整し、転落防止の柵、手摺りも合わせて図面におこします。

そうして図面化された上のデータを元に、鉄工所に製作を依頼し出来上がったものを現地で取り付けます。

ガレージに階段を取り付けるような案件は滅多にありませんが、そのようなご要望にもお応えする対応力がツバメガレージの強みの一つです。

最近ガレージの需要が高まってきているのを感じます。キャンプなどアウトドアな趣味を持つ人が増えているのも要因の一つかもしれません。

おうち時間の楽しみ方が多様化する中で、私たちは「ツバメガレージ」を通して、暮らしをもっと楽しむお手伝いができたらと思います。