福岡県柳川市で車用ガレージの設計・建築工事を行いました。

・概要・

■ガレージ概要

間口3.9M　奥行7.0M　高さ3.1M　車１台用ガレージ

■シャッター概要

正面シャッター(電動式)：文化シャッター「小町様」　開口3.5M　高さ2.4M

背面シャッター(電動式)：リクシル「クワトロ」開口3.5M　高さ2.4M
 

お客様のご要望

・大切な車を守るガレージが欲しい。

・母屋のすぐ横に設置してもデザイン的に浮かないようにしたい。

ポイント

ポイント1　トンネルタイプのおもしろいガレージ

大切なお車を雨風や盗難などの被害から守るために、ガレージが欲しいとのことでご依頼をいただいた今回のお客様。

一般的には車の出し入れを行う道路側にだけシャッターを取り付けることが多いのですが、今回は後ろ側にもシャッターを取付け、駐車場側から庭の方へ通り抜けができるようになっています。

外であり内でもある曖昧な空間なガレージですが、お庭との繋がりがあると車庫としての使い方以外にもできることの幅が生まれます。

庭で元気に遊ぶお子さんを見守る時やバーベキューでちょっと休憩する時などふとしたシーンで活躍することが多そうですね。

ポイント2　限られたスペースにぴったりの設計

母屋と隣地境界の間に空いたスペースを活用して設置しました。

新築時にガレージの設置を視野に入れて設計した場合を除き、基本的には残された土地の形状に合わせてガレージを設計することが多いです。今回もガレージ内のスペースを十分に確保しつつ無駄なスペースを生まないように細かく寸法を測り、限られたスペースいっぱいにガレージを設計しております。

ポイント3　壁・天井の板張りでいい感じの雰囲気

お車がいつも以上にカッコよく見えるガレージ。

壁・天井を杉板張りして、塗装を施しています。木材の表情やこのビンテージ感も個人的には大好きです。雨風から守るだけなら外壁だけで事足りますが、内装デザインまで拘ってみるのもいいですね。

照明も見た目がすっきりとしたダウンライトでシャッターを閉め切った空間でも作業が可能です。

スイッチ類も内装の雰囲気に合わせた物を取り付けています。

こういうのを見ているとガレージという空間がもっと好きになりそうです。